海老ノート

Google Earth Engine 苦闘の記録

SAR

SARの勉強5:データを見てみる3 植林地、落葉樹林、草地、農地

森林の種類で違うかはわからない 何か所で見てみたけど、いまいちわからない。 というのは、斜面の方位とか傾斜の大きさでVVもVHも相当影響を受けていて、森林の種類の違いなのか分からなかった。 グラフでも画像でもいまいち。切り取り方がへたくそなのか。…

SARの勉強5:データを見てみる2 八郎潟

八郎潟のSAR画像が面白かった 前回見た八郎潟が面白かったので、詳しくみる。 何が面白かったって、あるタイミングで黒い部分が一気に増えたこと。これは田んぼに水を張ったからだと思う。 Sentinel-1 VV の八郎潟(再掲) 時系列グラフを見る 八郎潟の田ん…

SARの勉強4:Terrain Flattening その2

DEMの違い:SRTMとALOS Google Earth Engineに入っている全球で使えるDEMは2種類。どちらも解像度30mだけど、SRTMはおよそ90m解像度のものを内挿してして30m1に、ALOSのは2.5m?だかの高精細なものをアップスケールして30mにしているという違いがある。この…

SARの勉強4:Terrain Flattening その1

Radiometric Terrain Flatteningがよくわかってない さて、次の補正ですが、何をどうする補正かよくわかっていません。そもそも日本語で何というのか、わかってません。超おおまかな理解としては、斜面だとマイクロ波の入射角が変わるから真の(水平面だった…

SARの勉強3:スペックル その3

複数画像ImageCollectionのmean()とmedian()はどうだろう? SARの勉強シリーズ1回目でも触れたけど、論文によっては複数画像の平均値だったり、一筆の畑の平均値だったりを使うことでスペックルノイズに対処しているのがある。どのくらいノイズ除去効果があ…

SARの勉強3:スペックル その2

フィルタリングの効果を見てみたい ちょっと前に公開されたGoogle Earth Engineで使えるSentinel-1の前処理法を使ってフィルタリングする。以前の続きです。 前処理法はこちら https://github.com/adugnag/gee_s1_ard フィルタリングの方法は5種類 スペック…

SARの勉強3:スペックル その1

正直言ってよくわかっていない スペックルノイズ、あるというのは認識できるんですが、どうやって発生するかというのがわからない。 チュートリアルをやってみたところ、自信がどんどんなくなりました。 developers.google.com チュートリアル自体は素晴らし…

SARの勉強2:入射角の影響

SAR勉強シリーズを始める ちょっと勉強したいと思ったら結構なボリュームを勉強しないと分からないことが片付かないSAR。ちょっとずつやれば、そのうち理解が深まるんじゃないかと期待してシリーズを始めることに。まず、前回ノイズとエラーの原因として挙げ…

SARの勉強1

とっつきにくいイメージのSAR 前からいじってみたかったんだけど、よくわかんないので敬遠していたSAR。教科書や参考になるサイトを見ても数式やギリシア文字が登場し、ふーっとため息をつくばかり。成長を拒否するような自分には困ったものです。いろいろ扱…